超音波療法
- 関節に水が溜まっている・腫れている方
- 指や手首などの腱鞘に炎症がある方
- テニス肘・ゴルフ肘などの方
- 歩くとかかとや足の裏に痛みが出る方
- 四十肩・五十肩のある方
超音波療法とは
超音波療法は、人間が聞く事のできる音波の周波数(20kHz以下)を超える周波数帯の音波を利用した施術法で、温熱および非温熱効果(音圧効果)を伴います。
施術に使用する周波数は1MHzあるいは3MHzの2種類が主流となっており、浅層部分(筋膜まで)には3MHz、深層部分(筋膜から骨)には1MHzが使用されます。
超音波の作用
超音波療法には温熱作用と非温熱作用(音圧作用)があります。
温熱作用(超音波を当てることにより組織の温度が上昇)
1)組織の柔軟性を高める
2)血流を改善して循環不良による痛みを緩和する
3)痛み受容器の膜に影響を与え痛みを緩和する
4)筋肉の緊張を和らげコリなどを軽減する
5)筋肉の収縮機能を改善する
非温熱作用(音波による細かい振動)
1)細胞の膜の活性度を改善して炎症の改善を促進する
2)細胞の間の隙間にある組織液の動きを活発にしむくみを軽減する
3)刺激の受容器や筋肉内の交感神経などを刺激し痛みを緩和する
などの作用があります