ランナーを悩ますランナー膝

2019年03月10日

最近「膝が痛い」と言って名和接骨院に来られる方が多くいます。

詳しくお話を聞いたところ、健康維持のためにランニングを始めたとか、友人に誘われてマラソンを始めたということでした。初めの頃は、ランニング後に痛みがあったけど、2~3日経てば、痛みはなくなる程度でした。しかし、ランニングを続けているうちに痛みはどんどん強くなり、歩いていても痛みがある状態になってしまいました。

これは、ランニングやマラソンなどによって起こるスポーツ障害の1つの「ランナー膝」と言われるものです。正式名称は『腸脛靱帯炎(ちょうけいじんたいえん)』と言います。腸脛靱帯が大腿骨と接触して炎症がおき、膝の外側に痛みがでるのが特徴です。この腸脛靱帯炎を放置すると炎症の悪化、関節や腱の摩擦を潤滑にするための滑液包の損傷、膝の可動域が狭くなり、さらに痛みが増し運動しづらくなります。

 

原因は、過度な運動量(ランニング時間・距離)、柔軟性不足、硬い地面、足にあわないシューズなど様々な要因があります

基本的には痛みがでたら無理をしないこと。慢性化してしまうと症状は治まりにくくなってしまいます。

対処法として、ランニング後や痛みを感じたらすぐにアイシングすることです。そして最低でも1週間はランニングは休んでください。一時的に痛みが引いたとしても炎症は治まっていないので、炎症がぶり返してまた痛みがでできます。あとは、痛みが引いた後、筋肉の柔軟性を高めるストレッチを行なうことが大切です。

名和接骨院では、正しいアイシングの方法や、炎症を抑える超音波治療器などを使用して施術を行います。もちろん、しっかりストレッチも行います!!

膝に痛みを感じたら、慢性化してしまう前に、東海市の名和接骨院にお越しください。