むちうち症の症状
2018年02月6日
今回は、交通事故に遭ってしまった場合に、むち打ち症などの交通事故治療をする際に知っておくと為になるお話をします。
一般的にむちうち症はレントゲン・MRI検査では異常なしと診断されることから早期からきちんと治療をしていないことが多く、なかなか症状が改善しない為、周りの人から辛さをなかなか理解してもらえないことが多いようです。
また、事故直後には自覚症状はなかったけど、半日~数日後に症状が出できたけど、この症状はむちうち症なのかと相談されることもあります。
事故直後は体が興奮したりびっくりしたりしていますので、自律神経が興奮し痛みを感じにくいということが関係しているかもしれません。
すこし難しい説明になりますが、
交通事故では突発的外力により、頭と首が前後または横に過度の動かされることにより起こり、重い頭が首の各関節可動域を超えた揺れが筋、靭帯、骨、椎間板、神経、血管に衝撃を与えます。
首にずれる力を受けた時、骨はこの力を防止することができませんので軟部組織である椎間板に最もずれる力がかかり断裂が生じます。
出会い頭の事故と停車時追突事故では、停車時追突事故の方が損傷が大きい場合が多いのは不意を突かれて、身構えることがないまま衝撃を受けているからです。
出会い頭の事故は、身構えて急に最大筋力を肩や首の筋肉に力を入れるため痛みがでることがあります。
むちうち症の特徴は、単純な頚椎の外傷とは違い、症状の現れ方が複雑で
治療期間も3ヵ月程度と通常の外傷より長くかかることがあります。
しかも後遺症を残す症例があるという点です。
そこで、<むちうち症のよくある症状>について下記に挙げておきます。
むちうち症かも?と思われる方やレントゲンでは異常がないけど・・・どうして・・・と不安を感じている方は参考にしてみてください。
- レントゲンで異常なしと言われたのに不調が改善しない
- 不調は一進一退でいったん落ち着いたと思った不調が出たり消えたりする
- 少し運動をしたり、仕事をするだけで、悪化してしまう
- 天候の変化(気圧)、温度(寒さ)などに体調が左右される
- 朝方や夕方に不調が強く現れる
- 頭痛、だるさ、全身の疲労感、吐き気、不眠、食欲不振などの体調不良
症状にもよりますが、早期から治療を開始し、適切な期間、的確な治療を行うことで
これらの症状や後遺症に悩まされないで済む場合もあります。
レントゲンで異常がないから、大したことはないと思って治療をしていなかった為に
首や背中の不快感・違和感が、その後周期的に現れ、数年または数十年に及ぶ場合もあります。
ます。
交通事故にあった際には、名和接骨院にできるだけ早くご相談・ご来院ください。
交通事故治療には、早期治療が何よりも大切です。
放置しておくと、後遺症が残る事もあり、長年辛い症状に苦しむことになりかねません。
交通事故後の早期段階から、痛み・不調が緩和するまでサポートさせて頂きます。